側弯症について
脊椎がねじれて左右に曲がってしまう側弯症(そくわんしょう)はさまざまな疾患の原因になります。明確な自覚症状が少ないので、気づかないうちに悪化するケースも少なくありません。ここでは側弯症の原因や症状についてお伝えします。
側弯症の原因
側弯症の原因については分かっていないことも多く、明確な予防法が確立していないのも事実です。
患者の多くは小児期に発症しますが、原因については不明な点が多くこのような症状は特発性側弯症と呼ばれています。かつては妊婦の栄養状態の悪さや乳児の姿勢が原因と言われていましたが、体調に問題がない人が発症するケースも少なくなかったことから、誰でも発症する可能性があると言えるでしょう。
また、先天的な脊柱の変形や筋肉、神経の異常で側弯症になることもあります。
側弯症の症状
側弯症の症状については、変形した部分の痛みや炎症が挙げられますが、このような自覚症状が出ると歩行もままならないのが実状です。軽度の側弯症は痛みを感じないので、発症した本人が気づかないことも珍しくありません。
背骨が曲がっている、肩の高さが左右で異なるなど、他の人が見ればすぐに分かる身体的な異変も本人は自覚していないのが一般的です。
軽度な症状ではレントゲン撮影を行って初めて発覚することもあります。症状が進んで痛みを感じるようになっても、小児は具体的に伝えることが困難なことから、ますます症状が悪化する可能性は否定できません。小児の体調を良好に保つには保護者がしっかりと見守ることが大切です。
側弯症は当院にお任せください
当院は、さまざまな症状と向き合い改善に導いてきたからこそ、患者様それぞれに最適な施術を見極めてご提供することが可能です。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。